腎臓トラブルでよくある質問
腎臓の健康サポートは、食欲があり、クレアチニン(CRE)が4.2以下の中期までの腎臓病の食事療法食となります。
腎臓の健康をできるだけ維持できるよう、リンやたんぱく質を少なくし腎臓への負担を少なく設計したのが腎臓の健康サポートです。
腸内の余分な窒素有害物質を吸着できるよう米糠を焙煎したものを配合しています。
タンパク質には、5日間4℃で肉を柔らかくし、さらにそれを30時間煮込んだものを使用しています。
このことにより、少ない量のタンパク質でも吸収性を高めるよう製造しています。
腎臓の健康をできるだけ維持できるよう、リンやたんぱく質を少なくし腎臓への負担を少なく設計したのが腎臓の健康サポートです。
腸内の余分な窒素有害物質を吸着できるよう米糠を焙煎したものを配合しています。
タンパク質には、5日間4℃で肉を柔らかくし、さらにそれを30時間煮込んだものを使用しています。
このことにより、少ない量のタンパク質でも吸収性を高めるよう製造しています。
やや専門的な話しとなりますが、腎臓病(慢性腎臓病)は病気の進行段階をまでの4段階(1~4)に分けます。
<犬のIRIS病期分類>
※IRIS(International Renal Interest Society)
国際的な腎臓疾患の段階はクレアチニン(CRE)を最も重視いたします。実際に愛犬で問題になるのはクレアニチンが1.4㎎/ld以上の軽度・中度・重度の腎不全です。
こちらのフードは初期~中期(中度)の腎不全までの愛犬用の療法食として作っております。具体的には食欲があり、クレアニチン(Cre)4.2㎎/dl以下までの中期の中盤までの慢性腎臓病用の療法食です。
<犬のIRIS病期分類>
クレアチニン(CRE)㎎/dl | 病状(腎性高窒素血症) | SDMAμg/dl(参考) | IRIS |
1.4未満 | (症状なし) | ステージ1 | |
1.4~2.0 | 軽度(初期) | 14超~(持続的に) | ステージ2 |
2.1~5.0 | 中度(中期) | 25以上~ | ステージ3 |
5.0超 | 重度(後期) | 45以上~ | ステージ4 |
国際的な腎臓疾患の段階はクレアチニン(CRE)を最も重視いたします。実際に愛犬で問題になるのはクレアニチンが1.4㎎/ld以上の軽度・中度・重度の腎不全です。
こちらのフードは初期~中期(中度)の腎不全までの愛犬用の療法食として作っております。具体的には食欲があり、クレアニチン(Cre)4.2㎎/dl以下までの中期の中盤までの慢性腎臓病用の療法食です。
近年の腎臓の研究では、腎不全にとってリンの低減した食事が最も重要といわれております。
これは普通食(リン1.4%)での生存率が33%と比べ、リン低減食(リン0.44%)では生存率75%と著しく高まることが報告されていることなどから、
近年はリンのコントロールが重視されてきています。(Brown et, Journal of the American Society of Nephrology 1991:1:1169-1179など)
そのため、こちらの療法食はリンのコントロールを重視して、リンの含有量は0.44%前後としております。
なお、こちらのフードは中期(食欲がありクレアチニンが4.2以下)までということもあり、ナトリウムに関しましては、現在は若干の低減レベルでの調整程度です。
これはナトリウム低減が食欲の低下を起こしてしまう問題も多いためでもありますが、それ以上に、慢性腎臓病の動物は食事中のナトリウム量が高くても、極端に低い食事にも適していない場合があるためです。
専門的には、不可避的ナトリウム喪失という尿へナトリウムが流れ出して止められない場合があることが知られており、そのような愛犬には急に低ナトリウム食に変更すると細胞外液量の著しい減少を招く危険があるため、食事中のナトリウム量は徐々に低下させる配慮の設計をこちらの療法食ではしているためです。
かかりつけの動物病院の検査でリンのほかに、ナトリウム、カリウム量なども考慮され判断がされますので、かかりつけの動物病院よりナトリウム、カリウムの食事等の指導がある場合にはその治療内容に従ってください。
これは普通食(リン1.4%)での生存率が33%と比べ、リン低減食(リン0.44%)では生存率75%と著しく高まることが報告されていることなどから、
近年はリンのコントロールが重視されてきています。(Brown et, Journal of the American Society of Nephrology 1991:1:1169-1179など)
そのため、こちらの療法食はリンのコントロールを重視して、リンの含有量は0.44%前後としております。
なお、こちらのフードは中期(食欲がありクレアチニンが4.2以下)までということもあり、ナトリウムに関しましては、現在は若干の低減レベルでの調整程度です。
これはナトリウム低減が食欲の低下を起こしてしまう問題も多いためでもありますが、それ以上に、慢性腎臓病の動物は食事中のナトリウム量が高くても、極端に低い食事にも適していない場合があるためです。
専門的には、不可避的ナトリウム喪失という尿へナトリウムが流れ出して止められない場合があることが知られており、そのような愛犬には急に低ナトリウム食に変更すると細胞外液量の著しい減少を招く危険があるため、食事中のナトリウム量は徐々に低下させる配慮の設計をこちらの療法食ではしているためです。
かかりつけの動物病院の検査でリンのほかに、ナトリウム、カリウム量なども考慮され判断がされますので、かかりつけの動物病院よりナトリウム、カリウムの食事等の指導がある場合にはその治療内容に従ってください。