酸化防止剤は不使用ですか?

デイリースタイルは酸化防止剤も不使用です。

酸化防止剤を使用しなければいけない理由は、酸化する要因を取り除けていないときです。そのようなときは、酸化防止剤を使用して食品の酸化を防ぐ必要があります。

一般的には、酸化する要因を取り除くことには、多くの費用と手間が必要となるため、酸化防止剤が一般的には使用されることが多いと思います。

 

< デイリースタイルの1番目の特徴 >
一番大きな食品の酸化の理由は、酸素が食品と触れることです。そのためこちらフードでは袋内の酸素をすべて吸着できるように強力な脱酸素剤を一袋一袋に使用し、酸素を通過させない特殊な袋に入れてフードに酸素が触れることのないようしています。

 

< デイリースタイルの2番目の特徴 >
2番目に食品の大きな酸化理由は、光です。食品中の油に光が当たりますと、光分解から油脂類の酸化が起こります。これには、光を遮断する必要があります。そのためこちらのフードは、厚いアルミフィルムを袋を使用することで、光を遮断して光酸化を完全に防止しています。

 

< デイリースタイルの3番目の特徴 >
3番目の酸化理由は食品中の水分です。この水分の存在により雑菌が増殖したり、加水分解が起きたりします(専門的には「自由水」といいます)。通常の食品でよく乾燥したものでも食品中の水分量は12-14%です。しかし、弊社では、水分量を減らすことで自由水を抑制し酸化を防止しています。

 

この3点が守られていない場合(①袋の中に酸素が残っている包装、②袋が光を遮断できない場合、③フードの水分量が下げきれていない場合)は、酸化が起き、そのため酸化防止剤の使用が必要になります。こちらの製品ではこのような手間と費用の掛かる技術を導入し、酸化防止剤を使用しないで鮮度を保つ方法を選んでおります。

 

 

(補)
専門的な内容となりますが、大学の獣医学科では食品などの衛生を保つの専門科目の習得が必須となっております。この履修科目で食品の酸化や鮮度管理につき詳しく学びます。獣医師になぜそのような食品などの鮮度管理の知識が必要になるかと申しますと、保健所の副所長として衛生管理の責任を担っているため、食品工場などへの立ち入り検査や衛生管理での相談などで社会を支えるために最も厳しい鮮度管理の知識を習得します。
こちらのフードは、獣医学的鮮度管理をそのまま守っています。