腎臓のクレアチニン(CRE)、SDMAの数値の判断基準はどんなかんじでしょうか?
やや専門的な話しとなりますが、腎臓病(慢性腎臓病)は病気の進行段階をまでの4段階(1~4)に分けます。
<犬のIRIS病期分類>
クレアチニン(CRE)㎎/dl | 病状(腎性高窒素血症) | SDMAμg/dl(参考) | IRIS |
1.4未満 | (症状なし) | ステージ1 | |
1.4~2.0 | 軽度(初期) | 14超~(持続的に) | ステージ2 |
2.1~5.0 | 中度(中期) | 25以上~ | ステージ3 |
5.0超 | 重度(後期) | 45以上~ | ステージ4 |
※IRIS(International Renal Interest Society)
国際的な腎臓疾患の段階はクレアチニン(CRE)を最も重視いたします。実際に愛犬で問題になるのはクレアニチンが1.4㎎/ld以上の軽度・中度・重度の腎不全です。
こちらのフードは初期~中期(中度)の腎不全までの愛犬用の療法食として作っております。具体的には食欲があり、クレアニチン(Cre)4.2㎎/dl以下までの中期の中盤までの慢性腎臓病用の療法食です。