病気と動物病院についてよくある質問

人では推奨されます「セカンド・オピニオン」は愛犬や愛猫の病気でも役立つ可能性があります。大変ご質問が多い内容ですので、ご不要のかたも多いかもしれませんが念のため書かせていただきます。

<良いセカンド・オピニオンの動物病院の探しかた>

動物病院は、一人の獣医師が、60科以上の専門診療をカバーしています。そのため、得意な診療と、そうでない診療がどうしても生じてしまいます。病気を治してゆくときに愛犬の病気に詳しい動物病院を見つけることは大切なポイントとなります。

良い動物病院を探すためにインターネットを使用された検索という方法がありますがコツ(秘訣)がありますのでお伝えさせていただきます。

それは、 『動物病院 病名 地域名(○○)』 という3つのキーワードを打ち込んで検索していただく方法です。この方法を3キーワード検索法といいます。

この方法で探して頂くと、一人で60科以上の診療科をカバーしなくてはいけない獣医師のなかから、愛犬の病気に関して掲載しているホームページを持つ動物病院が見つけやすくなります。理由は、動物病院が得意とする疾患をホームページに掲載するという傾向があるためです。

大切な愛犬の健康のために少しでもご参考となりましたら幸いに存じます。
肝臓ガンの場合には、肝臓の血液数値が悪化しますが、ガン自体への対処が重要となります。

そのため肝臓ガンの場合に、食事として 肝臓の療法食を選ぶべきか、ガン用の療法食を選べばいいか悩まれる方が多いです。

肝臓ガンの療法食の選択は難しいですので、かかりつけの動物病院に病気の経緯や診断結果から判断いただくことが重要です。
子宮蓄膿症は、命にかかわる病気です。まずは手術等による治療が最優先となります。

  子宮蓄膿症の手術前や後は、腎臓の数値が高くなる場合があります。

そのため、手術が無事に終わり、数か月経過すると、子宮蓄膿症や手術後の負担が回復した後に残る正確な症状に対しての食事の選定ができるようになることが多いです。

正確には、かかりつけの動物病院の指導に基づいて食事を選んでいただくことが重要となります。

  子宮蓄膿症は、命にかかわる病気ですので、まずは、子宮蓄膿症の手術と回復が無事に経過してから、かかりつけの動物病院にお食事のアドバイスを頂かれるのが正確なお食事選びができると考えます。

  まずは、子宮蓄膿症を乗り切っていただくことが肝要です。